植物用のパネルヒーターを使ってみたよ 〜前編〜
着る毛布の導入に向け、予算編成を始めた
4度目まして donattara です。
何度この絵を出すんだって話ですが、
タイトルにあるように、導入したパネルヒーターとあで美ちゃんの家をご紹介します。
簡易温室
設置したのは10月半ばからで、パネルヒーターを導入したのはその半月後の11月1日から。植物の冬越しに挑むのは初めてなので、何もかものタイミングがわからず、常設で15度を切ったことをきっかけに始めたという感じです。
使用しているのは
《武田コーポレーション 【フラワースタンド・ガーデンラック・家庭菜園・温室】ビニール温室棚 2段 OST2-02BK》
こちらはAmazonで¥2,433でした。
サイズは幅700×奥行490×高さ950mm。
だいたい腰くらいの高さでそこそこ容量があります。
ただラックの網目が大きいこともあり、小ぶりな鉢や足つきのものは傾きやすいので、底板があると便利です。私は下段にコルクマットを引いて小さい子達を置き、ヒーター熱の循環が妨げられないよう上段はマットなしにしました。
下段のマットの下にある白いのは発泡スチロールです。
下段から床までの間にちょっと高い隙間があり、底冷えする我が家はここから暖気が吸い取られていくので、50mm厚の発泡スチロールを入れたら具合良くはまりました。
テスト前後の数値がないので効果はなんともですが、断熱効果はたぶん、いいはず。
です。
ちなみに右上のさっぱりしている子があで美ちゃん(リアル)です。
きっとこの中には入れなくてもいい子もいると思います。
ただいま調査中です。
パネルヒーターはよく見かける赤いヤツ
これです。
《昭和精機工業 パネルヒーター 200W(グリーンサーモZY-6A付) SPZ-200》
私が買ったのは200Wタイプで、3段階のうちの真ん中のサイズです。
これは使っている温室に合わせてサイズを選んでください。
箱の裏はこちら。生き物にはダメなんですね〜。
あ、補助ヒーターを入れたら4段階のうちの上から2番目の大きさでしたね。
こちらもAmazonで¥11,222で購入しました。妥当な価格なのかな。
《※注意※》
サイズによって価格は異なりますが、同型でこの価格より数千円安いものが出ています(7000円台のものなど)。これはサーモの付かない、補助ヒーターのみの場合が多いです。別のヒーターはサーモ内蔵タイプもあるので、購入の際は動作構造をしっかり確認してください。
このヒーターは、サーモを経由して温度設定をする仕組みで、ヒーターにはスイッチや目盛りはついていません。そのためサーモを使用しないと温度が延々と上がり続ける(上がり過ぎるとショートして止まる設計のようですが)ので、すでに一個もっていて、補助として追加購入するといった状況でない限り、サーモ付きの購入をおすすめします。
全体像です。
上から熱がジワジワと出ていて、火鉢代わりに手を温めたらちょうどよい熱さです。
(火傷するといけないので真似しないでくださいね。笑)
設置場所の都合でアースが繋げていません。繋げられる場合は極力設置してください。
賃貸はこういうちょっとした都合がつきにくいです…。
加熱中のアース(ねじ)部分は激アツなので、使用中に位置をずらしたいときは土台の赤い部分をもって移動させてください。
サーモの感度によって付いたり消えたりする仕組みで、オレンジのランプが付いていると熱が出ています。
おしりはこちら。ここからコードがでてきます。
円筒状に収納ケースになっているみたいなのですが、うまいこと回すと出てきたり、そのつもりがないのにしまわれたりしてまだ使いこなせていません。
掃除機みたいに引っ張ると出て来る、という感じでもありません。謎。
この中に私の身長と同じ位の約160cmのコードが収納されているというから謎は深まるばかり。
サーモスタットの簡易ロボ感
特段カッコよくないんですが、不要なものは一切つけません感が好きです。
メインのダイヤルで温度の上限を設定します。(現状25度に設定)
ダイヤルの右側についているバネの先っぽが感温部になっていて、ここで室内温度を感知し、設定温度に達するとパネルヒーターの電源が自動的に消える、という仕組みになっています。箱によると土にも刺せるようですね。
ダイヤルのZYってなんだろう。また調べておきます。
先ほどの写真に戻りますが、暖かい空気は(そういえば)上に登りますので、
伴ってヒーターは下段に配置します。
取説によるとサーモはヒーターよりも上段の、さらに離した位置に設置するということなので、対角線上に取り付けました。真上だと直にサーモへ熱が当たるのでダメということですね。なるほど。
あで美ちゃんはその熱の良く当たる一等地に居を構えています。いいなぁ。
わお。じゃないよほんとに。
プラグはとんかち形状
サーモとヒーターにはそれぞれプラグが伸びています。
メカに疎いのでこんなカタチ初めて見ました。とんかちみたいです。
左がサーモから、右がヒーターから伸びたものです。
社会人になりたての頃、自分のパソコンは自分でセットアップできるように。
と言われて、メカ音痴の私は一人モニターが点かず途方に暮れていた時
「機械1つに対して1つのプラグがあるから、その分コンセントがいると思え」 と言われたことを思い出しました。モニターに電源がいるなんて思いもしなかったんですね。
それを思えばiMacって便利だなぁ。
脱線しました。
サーモ側(グレー)にヒーター(黒)のプラグをジョイントして、コンセントに差し込みます。
これによって設定温度を感知したサーモが反応してヒーターが切れる…んだと思っています。実際そうだからそうなはず。うん。
賃貸暮らしにとってコンセントが常に2つ埋まっている状況は避けたかったので、ホッとしました。
まとめ
- 初パネルヒーターの方はサーモスタット付きを。(機械によって違うよ!)
- サーモは対角線上に配置する。
- コンセントは1つでOK
ちょっと長くなってしまったので、続きは明日更新します。
メカ不器用の私でも、特に困ることもなくテキパキ設置出来たので、
シンプルで使い勝手のよいヒーターです。
準備するものと言ったら、高い位置にサーモを取り付けたいので、
針金やSカンがあると捗りますね。植物を育て始めて気付いたんですが、
この辺りのツールって当たり前のように増えていくんですよね…。
当初に比べて縛る・入れる・切るツールが順調に増えています。
ハイハイ針金ね。なんて半年前までは絶対思わなかったなぁ。
取り付けるところは熱の通らない部分なので麻紐とか輪ゴムで縛ってもいいかもしれません。
次回は実際に使ってみてどうかというところを書こうかなと思います。
それでは本日もすてきなグリーンライフを!